ホームホワイトニングの前準備についてお話します。
歯科医院でホームホワイトニングを希望したら、ホワイトニングの概要について説明します。治療に同意を得たら、診査診断用の資料採取を行ないます。口腔内診査(虫歯、歯周病、知覚過敏症)、歯型を採ること(印象採得)や口腔内写真を撮ることです。
虫歯や歯周病、知覚過敏症対策などはホワイトニング前に治療します。しかし、詰め物(コンポジットレジン)や被せた歯(差し歯)はホワイトニングでは白くなりません。詰め物が前面で見える場所であればホワイトニング後に治療します。
以上で問題がなければ、ホームホワイトニングには欠かせないマウスピースを技工所に依頼して作製します。その時、最初に採った歯型を元に作製してきます。
そして、ホームホワイトニングの道具一式を引き渡す当日、歯の面にお茶やコーヒー、赤ワイン、タバコなどの着色が着いていたら、歯医者さんで機械的歯面清掃(PMTC)を行ないます。下の写真は機械的歯面清掃(PMTC)を行なう前の写真です。
そして、機械的歯面清掃(PMTC)を行なった後の写真です。
この写真を術前写真とし、術後の比較、治療の判定に役立てます。
これで、ホームホワイトニングが始められます。次回はホームホワイトニング1日目を紹介します。