院長のタケシです。4月の暖かさから一転、5月は寒い日が続いています。風邪をひいた方も多く聞きます。また、花粉症で悩まされている方もいますので、皆さん体調管理をきちんとしましょうね。
昨日、近くの野幌幼稚園にて歯科検診をおこなってきました。3歳から6歳までの元気な園児を前に約1時間かけて診てきました。
幼稚園児の場合は乳歯が殆どですが、6歳頃に生えることから6歳臼歯といわれる 第一大臼歯 の生えている子も何人かいました。
第一大臼歯は、乳歯が抜けて生え変わるのではなく、乳臼歯の奥から生えてきます。それゆえに、生えてきたことが分からず、慢性的に汚れが付いて虫歯になりやすい永久歯です。また、生えたばかりの永久歯は、歯の質が弱くて虫歯になりやすいため、親御さんの あと磨き できちんと磨いてあげることが虫歯の予防につながります。歯科医院でも定期的に フッ素塗布 することで、歯の質の強化が期待されます。
歯科検診で虫歯があったお子様、また、虫歯がなくても6歳臼歯が生えてきたお子様がいましたら、ぜひこの機会に虫歯の治療と フッ素塗布 をして しっかり虫歯予防をしていくことをお勧めします。