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歯科にとってのアメニティー

10月26日(日曜日)小雨の降る大阪、千里ライフサイエンスセンターにて、Oral Care社主催によるアメニティー デンティストリー シンポジウムに参加しました。主に女性歯科衛生士さん方の参加が多く、男性歯科医は会場に1/4いたかどうか・・・・でも、興味のあるお話がたくさん聞けて大変面白かったです。

 

アメニティーとは、「快適さ」をいいます。 

 

 

歯科医院のイメージとして、「怖い、痛い」などマイナスのイメージがあると思いますが、それは治療(Cure)に対するイメージだと思います。ほりい歯科医院でも特に力を入れている予防歯科にはそのようなマイナスのイメージはなく、痛みを感じずにお口の健康を維持していくこと(Care)が大切であることはHPの「今ここにある最新治療」にも書いたことと思います。

 

今回のシンポジウムでは、Oral Care社が提案するアメニティーデンティストリーという予防歯科プログラムを実践した歯科医院の取り組みを聞かせてくれました。

 

3つの歯科医院の院長先生と歯科衛生士さんが、自院でのアメニティー(快適さ)の取り組みについて発表してくれました。それは院長先生の明るく楽しい医院作り(例:某関西野球チームの縦縞ユニフォーム姿で診療)だったり、スタッフさんの日々の努力による接客応対だったり、エステ感覚でお口の中をトリートメントしたりと取り組みは様々です。

 

しかし、発表を通じて共通していたことは、スタッフさんが仕事に対して誇りとやりがいを感じる医院作りをしていたこと(他業種で例えるならディズニーランド)。そして院内の組織力が高いこと。そしてその歯科医院の印象は患者様に良い意外性(サプライズ)を与えることなどです。

 

病院のイメージは、保守的で封鎖的なイメージが付きまといますが、特に歯科医院は先にも言ったマイナスイメージがどうしても強いです。行きたくない場所をいかに行きやすく、行きたい場所に変えていくか。アメニティー(快適さ)の必要性を考えさせられました。

 

まずは明るい笑顔(スマイル)から実践 (タダで提供できるアメニティー)。