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星野氏の講演(11月15日)

院長のタケシです。学会2日目の午後、開会講演が行なわれました。講師は、日本歯科医師会会長 大久保満男先生、そして、元WBC監督で阪神タイガースシニアディレクターでもある 星野仙一氏です。大久保先生は、現在の歯科界の現状について判りやすく説明し、今後の歯科医師会の役割を述べて頂きました。

 

星野氏の講演ですが、開口一番WBC監督の話から始まり、北京オリンピック終了後からの一連の騒動を笑いを交えながらお話してくれました。関西育ちのせいなのか、関西弁で笑わそうとするエッセンスは聞いてて面白く、途中飽きさせず聞くことが出来ました。子供の頃、苦労してグローブを始めて買った話が野球人生の原点で、そこから高校、大学、プロ野球へと繋がります。自分のなかでは、子供の頃中日ドラゴンズの監督をしていた闘将星野監督が一番印象に残っていたため、神宮を沸かせた大学野球のお話はある意味新鮮でした。そして今回一番会場を引き付けたお話が、兄貴こと金本選手をFAで阪神に入団させたお話だったと思います。

 

選手と監督の立場は、スタッフと院長の立場と非常に似ているなあと感じました。講演のなかでも、選手の活躍しやすい環境を作るのが監督の仕事、また、選手のミスは監督である自分のミスだと責任の所在もはっきりしてたところは感動しました。スタッフが気持ち良く働ける環境を作ること、またミスをした際はスタッフではなく院長の責任である 業種はまったく違えども組織の考えは同じだと痛感しました。