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歯科医院の感染管理 常識・非常識

降った雪が根雪にならなかった11月23日(月曜、勤労感謝の日)、札幌 北海道歯科医師会館にて、メディカルコミュニケーション研究会 主催によります 歯科医院の感染管理 常識・非常識 というセミナーに参加しました。この会は、大学の先輩でもある滝川市でご開業の 柳智哉先生 が主催しているセミナーで、今回が3回目の開催になるそうです。

 

今回は実兄である クオレ矯正歯科医院 院長の 豪先生 とそのスタッフさん達と参加。会場には、札幌近郊の先生方の他に、深川や旭川から来られた先生方にも会うことができました。

 

 

 

講師の先生は、柏井伸子先生 佐藤久美子先生 のお2人で、講演のタイトルにもなっている本も出版されています。

 

我が医院スタッフも頑張って日々の器具の滅菌に勤めています。しかし、医科分野やヨーロッパ諸国の滅菌レベルは非常に高精度でシステム化されており、講演の中にも登場した ウォッシャーディスインフェクター や Bサイクル滅菌器 などヨーロッパで標準的な滅菌器が特に興味を憶えました。

 

また、日常の滅菌操作でも間違った操作法(滅菌器に入れる量は全容量の80%に留めることが正しい)が指摘され、明日から直ぐに実践できる内容も随所にありました。作り置きのアルコールワッテは1日で使いきらないといけないなど、いままでの常識が実は非常識だった内容には痛い思いがしました。

 

院内感染対策をスタッフにまかせっきりにしてるドクターとして、任せっきりにすること自体が非常識になりかねないなぁ と思い、勉強した1日になりました。