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ホワイトニングフェスティバル2009 christmas@TOKYO

昨年のお話になりますが、12月20日(日曜日) 東京ステーションコンファレンス にて、日本歯科審美学会主催によります ホワイトニングフェスティバル2009 christmas@TOKYO に参加して来ました。会場は東京駅八重洲北口にできた サピアタワー という新しいビルで行われたため、利便性は抜群、機材設備も最新のものでした。時期的にクリスマスも重なり、クリスマスの装飾の演出も気分的に嬉しく感じさせたと思います。

 

 

この学会が独自に認定してる ホワイトニングコーディネーター の研修が主な目的なためか、参加してる方の半数以上が ホワイトニングコーディネーター の資格を持つ歯科衛生士でした。

 

午前中は大きな講演が2つ。1つは加藤純二先生によりますホワイトニングの基礎についての講演。現在発売中のホワイトニング材をおおまかに分類(酸性、中性、アルカリ性の3つに分類し、歯牙に対する作用を説明)して解説したところは非常に参考になりました。ほりい歯科で使ってる10%オパールエッセンスは酸性、昨年聴講した㈱モリタのピレーネは中性とそれぞれに特色があることが理解できました。

 

続いて、昨年グラディアダイレクトセミナーでお世話になった宮崎真至先生による講演は、ホワイトニングフェスティバルにちなんだ遊び心満載のとてもフランクな講演で楽しんで見ることが出来ました。飼い犬のプードルが必ず出てくるところはいつもと同じでしたが。

 

午後は4つの部屋に分かれたテーブルクリニックで大勢の先生方が時間別に講演。ただ、会議室前の通路が狭く人の大渋滞が起きてしまい、開始時間までの移動がしずらいため、同じ部屋で次の講演を聞くことが多かったです。ここでは、ホワイトニングにおける難症例(バンディングやホワイトスポットなどキャラクタライズのある症例)に対する術前診査・診断の重要性と対処法について聴講、大変参考になりました。

 

私の住んでる北海道の片田舎ではまだまだ需要がとても低いホワイトニング。しかし、歯の黄ばみで悩んでる方は意外と多く、ホワイトニングを知らない方が圧倒的に多い事実は、我々の正しい知識による啓蒙努力が足りないかも知れません。新年になってこの記事を書きましたが、もっと気軽に楽しめて行えるホワイトニングを今年はめざして行きたいと思います。